#Laboratory
2017.11.21 | ILY
WKWK morning #03_BRANDING-UX
1. UXとブランドの違い
- UI: ユーザーが見る・触れるもの全て
- UX:ユーザーがその商品・サービスに接している時に得る体験(=感情の蓄積)
- BRAND: ユーザーが実際にその商品・サービスに接していないときでもユーザーとの関係性を保つもの
さて、STOREにいくと、UIはいくつある?
→商品パッケージ、什器、空間、storeの雰囲気、スタッフ…
思いつく限り挙げてみよう。
普段からどのくらい、目を凝らして観察しているだろう?
それらは恣意的な設計がなされているだろうか?
店舗に入るまでのユーザー体験は?
→街を歩いているとカップを見つける、店舗を見つける…
そのユーザーが店舗に入って商品を購入するまで、どのくらいのプロセスがあるだろう?そのユーザーとブランドはどこまで関係性を築けているだろう?二者間の関係性について考えてみよう。
→ブランド価値とは「非接触型」
→UX的価値は「接触同期型」
2. STORY BRANDING
WS:自分の好きなブランドを説明して相手に好きになってもらってください
どのように説明すれば、自分の「好き」を相手に伝えることができるだろうか?自分はどのくらいそのブランドを理解し、好きになれているだろうか?
→コンセプトをきちんと説明する、提案。
→私はあなたにこのブランドを好きになってほしい、なぜなら〜
→まずは、自分が何者なのかを自己紹介する必要がある。それによって生まれる(可能性のある)ユーザー側からの「好意の返報」が二者間の良好な関係性の正体である。
BRANDとは
- 実際の体験イメージを想起できる
- 体験による感情を想起できる
- お互いの関係性を尊重する
→ユーザーが実際にその商品・サービスに接していない時でも関係性を保つことを目的とする
とある参考ブランドのWEBサイトの課題
- 「cafe事業がわからない」→事業拡張による多様なユーザーニーズと情報整理に耐えきれていない、導線設計の見直しが必要
- 「使いづらい」→STORE事業/UXの変化による顧客ニーズの設計
たとえば…
スターバックスって「急遽作業したい」ときに、「駅名+スターバックス」で調べればすぐみつかる。
電源、wifiも(ほぼ)あるユーザーの認識が一貫している
ミッション=「人々の心を豊かで活力あるものにするためにー
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから」
コミュニティづくりをするための店舗設計と人材教育が徹底され、
ミッションと提供しているUXが一致し、トータルとして設計されている
参考:赤坂のレストラン
→「美しい食」を「シェアする」体験価値を提供している。
食本来の美しさを “誰かとシェアする” という幸福価値の高い体験の提供
体験をwebに落とし込むためにはどのような施策が可能だろうか?
→体験をwebで表現/あるいは再現することは難しい
UXとして再現するか?言葉やイメージで補完するか?
そもそもwebをこのブランドとしてどのように位置付け、役割を定義化したらよいだろうか?
意見交換など
thank you! I love you!
