タイに行ってきた話

タイに行ってきた話

マイペンライ!辻原です。

表題の通り、タイに行ってまいりました。
目的は期末の海外研修です、今回も怒涛でした。。。

前回の香港はこちら >>

休暇も兼ねるつもりが、いろいろあっちゃこっちゃしていて結果バタバタしており、帰り道一人このテキストをしたためています。

タイから上海を経由し、日本に帰ります。

上海では深夜の空港に7時間トランジットです、一人で散策して迷子になって、空港のいろんな場所をうろうろしながら仕事しながら本読みながら遊びながら過ごしました。上海でのトランジットはこれまでで一番びびった体験でした、すごい、こんなことってある?というレベルでビビりました。楽しかった。

自宅に帰ったらとりあえず泥のように眠りたいです。
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海外LABについて

GWのハイシーズンにタイに行って何をしていたかというと、前回の香港と同様「海外LAB」です。海外LABは年1回で、とにかく現地でうろうろして課題に取り組みソリューションをアウトプットしたり計画したり発明したりする活動です。昨年は2チームでしたが、今回は3チームに分かれて開催。

きのこチーム2名、たけのこチーム2名、うまい棒チーム3名で3日間取り組みました。来年は5チームできたらいいな、もっと人数が多い方が楽しいだろうし、シナジーか奇跡かジャンプの多い研修になるだろうな。
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1日目のあれこれ

辻原は午前中のMTGを終え、出発日が4月の最終平日だったため銀行でいろんな支払いを済ませ、エクスプレスで成田へ。
空港到着後は、タイバーツへの換金とwifiを受け取りチェックイン。

今回は謎の手配で行きがビジネスクラスになっていたので、メンバーとはラウンジでの集合。私はギリギリまでとあるLPのデザインを修正しており、てんやわんや集合からのスケジュールブリーフィング。なんとか出国前に提出してフライトへ。まだ2回目の開催ですがとにかくこの始まる!という緊張感がすごく辛い。胃がずっとじくじくする。

機内では仕事の資料を作成したり、ご依頼いただいている作業を進めたり、本を読んだり。あとは最近自分の思考がまとまらないことが多いので、そのへんをガリガリ整理していました。たくさん考えることがあるのに、なんだか脳が混線してなかなか前に進められないものが多い最近。

こういった混線の原因は、おおよそ数字と理論それぞれの問題であると気づいたので、きちんとメンテナンスしていく必要があるなぁ。数字と理論とはちょうど現実と理想のようなギャップで面白い。

トランジットのため21:00ごろに香港で待機、ラウンジでディスカッションをしながらビールを飲むなど。

23:00に香港からバンコクへフライト、3:00ごろにスワンナプームに到着。いろいろスムーズに入国手続き等できたものの、事前に手配していたホテルまでのバンがなかなか来ず30分ほど待たされることに。

バンに到着後、全員でホテルへ。乗車時間は50分ほどでした。ホテルに到着してからチェックイン、ウェルカムドリンクのオレンジジュースが超絶甘くて驚いたがノンシュガーらしい。自然すごい。部屋に入ってからはとりあえず爆睡。

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2日目のあれこれ

就寝したのがおおよそ4時くらいなので、私の参加したうまい棒チームは集合を11時に。私は6時くらいにもそもそ起きて身支度、飛行機で片付かなかった日本の仕事を少し対応する。そういえはタイはホテルのwifiでもあまりスピードが早くなく、データのDL/ULにすごく時間がかかる。

別日にyoutubeを見ようとしたらこれも遅くてなかなか進まなかった。短い動画はOKだが。Netflixとかの進出率はどんなもんなのだろう、まだこれからなのかな?

2日目の朝の早い時間は曇りだったのだが、11時の出発時間近くなると雷雨が激しくなる。滞在中は毎日雨が降っていたけど、12時間で止んでくれたのでそこまで支障は出なかったとは思う。

集合してから、きのこチームと乗り合わせてシーロムのMBKへ。ランチをとって、マーケットを散策。なんだか独特なところだった。小さな個人商店がぎゅっと集まってモールになっている感じ。別日にサンデーマーケットに行ったのだけど品揃えはほとんど同じだった。こういう観光客向け?のテンプレートのような店はいくつも見かけた。チェーンか?っていうくらいどこも同じ。画一的な仕入先があるんだろうな。

MBKで個人的に気になったのはマーケットや商品だけでなく、いろんなジェンダーだ。地域の人も多く利用するのか、本当に多様な人がいる。男性か女性かもわからない人の隣に、同じくまた男性か女性かもわからない人が並んでいる。(今回使ったホテルで私の名前がすべてMr.Tsujiharaになっていたことなどはこの際どうでもいい)

これもまた別日にいくショーをで改めて思うことだが、違いや個性とは絶対的なものではなく相対的なものなんだ。「である」はずのことが「でない」、そしてその逆もしかり。なんて自由な国なんだろうと思った。憧れなどではなく、その「好きに自由」であることの力を感じたっていう意味だ。なんてパワフルなんだろう。

それから15:00にワットポーに集合し、全員で寺院見学、それから食事を摂りにマーケットに。あいにくの雨で出店数は少なかったけど、ビールを飲みながらいろんなものを食べた。残念ながら「これなんだろう?」という不思議なものはなかったけど、楽しい食事だった。価格が安いのと衛生面だけ気になった夜でした。

そういえばここ数年で台湾、香港、タイとアジア各国によく行ってるけどあまり予想を裏切るようなものはそう多くない。観光地ばかりだからだろうか。不思議ってそんなに簡単に手に入らない。

リサーチの中で、20代以下のデジタル世代についてはやっぱりどこも同じで、地域独自の利用のされ方などはあまり発見することができない。いくつかのデータを見ても「ソーシャルゲームの利用・課金率」に、少しだけ地域差があるくらい。世界はフラットになりつつあるなぁと、勝手に感じている。

ZARAやユニクロなんてどこにでもあるし、MUJIMINISODAISOだってある。モノ消費だコト消費だなんていろんな議論があるが、いまの世界ではどちらも入手に難くない。
あらゆるところで、どんな情報へでもアクセスでき、どんなものでも購入でき、どんな人とでも繋がれる。そうした未来で、それでも私たちは旅をするんだろうか。
するとしたら何を目的にするんだろうか、とか。私たちはこれから何に面白がって生きればいいんだろう、とか。

私は10年後もここに来たいと思うだろうか、とか。
そういうことをぼんやりと考えた夜だった。

ホテルにもどってからはきのこチームの部屋にあつまり少しだけ飲んだり。
私の悪いクセだが、旅に出るとずっとさみしい気持ちになる。
これが特別なものであると思ってしまうからだろう。
そんな気持ちでやっぱり爆睡する。

3日目のあれこれ

3日目も同じく6時くらいに起床してもそもそ身支度。
9時にチームで集合するまで昨日のフィールドワークを元にネットで情報収集を行う。
気になったことやどうでもいいこと(こういう時の情報収集は想定以上にどうでもいいことのリサーチがパワーを発揮する)
リサーチして気になった情報をチームslackに一通りシェアして、9時に集合してからサンデーマーケットに向かう。ここまででほぼアイデアはゼロベース。結構な難航具合だ。

マーケットをうろうろしながらいろんな商品を見る、昨日のMBKとほとんど変わらないショップが多い。
途中でマンゴースムージーを買って飲みながらうろうろ、屋根のあるマーケットの中は下水の匂いが充満していて、その上に食べ物の匂いやアロマやハーブの匂いが追加されてすごい匂いに。

なにがなにやら東京にいる時にはあまり活躍しない嗅感覚が非常に研ぎ澄まされる。ぐるっと一周してマーケットを出る。

カフェを求めて外周をうろうろ。中にいると分からなかったけど、本当にいろんなものを売っている。本やガラクタや中古のスニーカー、楽器や手作りビーズのアクセサリー、籐でできた手作りの象の置物や、変なお肉、造花だらけのショップ、陶器も野菜も果物も。観光客向けの商品や、地元の人たちのための商品香港でも思ったけどアジアって基本的にモノが多い。

出発前のリサーチでも思っていたことだが、フルーツの販売を含め、タイは食品を販売する個人事業が多い。これについてはデータの見方がわからずリサーチを断念しているデータに強い脳のスペックが欲しい。
あと今このテキストを書きながら気になって調べたことを追加すると、タイは格差が大きく、なんとなく街を歩きながらそれを感じることができる。

都市部の商業の性質もいくつかに分かれていて「超ローカル」「ローカル+観光用」「外資+観光用」「外資+ビジネス」大きくこういった4分類が可能かと思う。(私が歩いた感じでは)

このレポートの中にもあるが、

https://www.jetro.go.jp/ext_images/industry/foods/past-seminar/pdf/201707/1_th.pdf

タイはバンコクでもローワーミドル層(日本では中流以下低所得以上)の占める割合が50%もある。月あたりの所得が10,00030,000バーツということは日本では5万~10万程度の所得といったレベルだが、34人家族での一夜の食事がおおよそ500THB程度とすると、貧困といっていい状況であるかもしれない。また、この中にあるように市民の購買力に合わせて都市が形成されるので、必然的に商業はローワーミドル層以上へのものとなっていく。

そしてまた街や観光地に行くとたくさんの販売店や物売りを見ることができる。香港でもそうした露店は多かったが、タイはより観光客向けに商品を売っているところや人が多い。当たり前のようだが、こういったところで「観光大国だな」って勝手に感じたりもする。

そんなことをうごうご頭の片すみで考えながら、ブレストのためカフェに。

これまで見たものや調べたものを付箋に書き出して行く。ざっといくつか書き出して行ったあとで、タイ人の性質や歴史・宗教的な背景を理解しながら、ざっくり分類をする。
大きく45分類でき、その中でも大きな文化的ホットスポットとして3つピックアップすることができた。一つは食、もう一つはジェンダー、残りのもう一つを「タンブン&マイペンライ文化」とした。タイの仏教は基本上座部仏教であり「タンブン=徳を積む」が若い世代にも日常的なものとして浸透しており、休日に寺院に寄付に行ったりなどはごくごく普通のことであるらしい。観光地となったいくつかの寺院の中でも「タイ人専用」のゾーンが設けられているなどは、宗教と日常が遠くないことを示している。

また、前日に行った調査で入った書店に大きく(いまごろ)フリーメイソンコーナーがあったり、リサーチの中で見つけた「占い師資格」などであったりは、タイ人が「運」に関心を持ち、都市伝説や、ほかスピリチュアルなものを好む傾向があることを示している。
そしておおよそアタリをつけ、今度はその仮説が正しいかどうかの検証に再び市街地へ。伝統工芸品と、近代的なスーパーマーケットなどを比較しながら情報を収集する。

情報を収集してさらにカフェに入ってディスカッション、アイデアの大きなテーマから具体化していく。そこで企画を固め、4日目のプレゼン資料の流れを相談するなど。
この日は17:00にアジアティークという商業施設に集合し、しばし食事と買い物。

みんなで食事を摂ったあと、ひとり観覧車とちっさいジェットコースターに乗るなど。観覧車は高速で4回転もしてくれた。サービス旺盛であるが少し酔ったので、酔い冷ましにジェットコースターに。全く酔い冷ましにならないスピードだったけど地味に楽しかった。私はこういうネタにもならないどうでもいい個人行動が好きだ。

それから19:00に集合してニューハーフショーへ。個人的にショーはあまり期待していなかったが(コンタクトの度数を普段のPC利用に合わせているため、遠くがよく見えない)よく見えないが非常に感動した。人間ってすごい、可能性しかない。

前述したように、「違い」とは絶対的なものでなく相対的なものであることがよくわかる。タイには数十の性別があると聞くが、いろいろな性のグラデーションを見て取れた。ジェンダー的な知識について深い造詣がないものの、自由に生きることへの喜びと、アンナチュラルへの畏怖と、なんだかいろんな気持ちを得た鑑賞でした。人間ってすごいなあ。それから各チームでアジアティークをブラブラしてホテルへ。

うまい棒チームは21:30くらいにホテルへ到着。
そして辻原は誰よりもはやく爆睡する。

4日目のあれこれ

4日目も同じく6時くらいに起床しもそもそと身支度をはじめる。何か考えるのに情報をインプットをしないと思考が整理できないので、少し作業をしつつ読書とブラウジング。

Facebookのザッカーバーグのプレゼンをここで見る、今後の婚活に活路が見いだせたので安心して日本に帰れそうとかどうでもいいことを考えるなどしながら、9時にチームで集合。

朝食を摂りながら企画書の流れを決め、最終日の時間の使い方についてディスカッション。役割分担を行った上で、各自作業。12:00にランチに行く、マックスバリューというイオン系列のスーパーが近くにあり、そこで昼食。

戻ってまた作業。19時からレストランに集合し、各チームプレゼンのため18時にはホテルを出発しないといけないので、マッハで作業を進める。17:30ごろなんとか形になり、タクシーで集合場所へ。タクシーの中で資料の読み合わせをするなど。集合してからジャンケンで順番を決め各チームプレゼンへ。それからワイワイ食事をしてホテルに戻る。すこし寝てから、3時発のフライトのため24:30にホテルを出発。

辻原はみんなを見送ってから部屋で寝なおす。変な時間のフライトでごめんね。

5日目のあれこれ

辻原は延泊のため、ホテルを後にしバンコク市内をうろうろ。

作業がしたいのだが、なかなか場所が決まらず結局スタバに入る。一番目に入ったスタバはクーラーが効きすぎるのとトイレがないので早々に退出し、次のスタバへ。案件打ち合わせのため少し日本と電話する。家族との待ち合わせ時間まで仕事をもそもそ片付ける。そこから家族と合流し観光したり買い物したり。鉄板コースなのか、同じレストランや観光地に家族とも行くなど。

前回の香港もそうだが、数日いるとだいたい街を覚えるので、地図がだいたい読めて迷子にならずにすむ。(東京はいつまでたっても迷うのに。。。)さっくりご飯を食べてホテルに戻る。

6日目のあれこれ

家族とうろうろ観光する。観光に連れ回されると残念ながら仕事をするスキがなく、レスが遅延してしまいがち。日本はGWの中日のため仕事されている方がいらっしゃったのにすみません。

朝からワットブラケオに訪問、この日は暑すぎて熱中症になるレベルだった。また、現地は中国人旅行客が多く非常に賑やかしい。母は壁画が気に入ったらしく建造物より壁画をずっと見ていました。宗教的かあるいは歴史的なものなのであんまりわからないのですが、表現はとてもおもしろかった。

私が気になったのは、寺院の建造物や仏像・壁画等々にあまり古さを感じないところ。タイは植民地支配などをうけていないアジア唯一の国なのでもっと古いものがたくさん残っていてもいいのにな。都市部にはないんだろうか、郊外にはもうちょっと古いものがあるのかしら。観光は全然調べなかったので帰国してから見てみよう。

それからお買い物にすこし郊外に行って、マッサージに行って、トムヤンクンヌードルを食べて、シャワーを浴びて、家族は福岡に帰っていきました。私はもう1泊するのに別のホテルへ移動。到着したのが20:00だったので、少し外を散策して寝ました。

7日目のあれこれ

このテキストを書いて気づいたけど、7日もタイにいたんだな、、、長い、、、
起床してもそもそ身支度を行い、いくつか資料に目を通したり連絡したり。

昼前にはチェックアウトして空港へ。電車で向かうも乗り間違えててんやわんやする。空港についてもやっぱりスタバで作業したりあれこれしたり。最後になにかタイ料理を食べようと思ってレストランに入るも一人なのであんまり楽しくないしおいしくない。とりあえずビールを飲んでチェックインする。チェックインしてからまたもそもそ作業をしたり本を読んだり。

きっと世界中どこに行っても同じことをするんだろう。

19:10のフライトで上海に向かう。上海から成田まで7時間トランジットのため待機。上海のトランジットは仕組みがわからない

30分ほど空港を散策するも行ける場所が限られているため途中で見つけたソファでうごうごする。

ソファで寝ている人がいっぱいいるんだけど、あきらかに荷物狙いな人がちらほらいるので、寝るのは危なそう。本を読んで過ごしました。7時のフライトで羽田へ。上海羽田間は2hなので割と近め。今度は上海にきてみよう。

以上がタイへ行ってきたあれこれです。今回のヘビロテ曲は宇多田のnever let goでした。「真実は最高の嘘で隠して、現実は極上の夢でごまかそう」ってフレーズが15歳の語彙力かよって個人的な関心ポイントもありつつ、なんとなく、この曲が好きだった人を思い出して。この期末研修は準備も実行も非常にコストがかかるのですが、心情的によい洗濯になっているなと感じます。これが旅の醍醐味なのかもしれないし、連休の洗礼なのかもしれない。

さて、ILY.5末で2期目が終了します。
2期目も本当にありがとうございました。今期も非常に充実した成果を得ることができました。クライアント様をはじめ、パートナーのみなさま、また関係者のみなさまのおかげです。誠にお礼申し上げます。

3期目に向けていろいろ準備するものもあるので、明日からも、より邁進して参りたい所存です。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

thank you! I love you.